診療案内

診療方針とこのページの説明

 当院では、できるかぎりエビデンス、つまり臨床データに基づいた治療ができるように努力しております。現在、様々な疾患にガイドラインができており、ガイドラインに沿った治療を心がけています。なるべく広範囲な疾患に対応できるように努力していますが、検査機器、その他の事情により診療できない疾患もあります。
 現代社会では情報開示が重要と考え、このホームページでは、当院で行える検査・治療のみでなく、行うことができない治療についてもわかるようにしています(今後変更があった場合は改訂します)。また簡単な疾患の解説、医師などの資格や検査機器の情報も記載しました。
 当院で診療可能な疾患は当院で診療する方針ですが、患者様のご希望がある場合は他の医療機関への紹介状を作成します。紹介先は患者様のご希望とこちらの情報をもとに相談して決めるようにしております。
注:病名について:病名は一部、患者様にわかりやすくするため、医学用語的には正しくない一般名に変更して説明しています。

予防接種

予防注射

日本脳炎 6,700円(税込)
麻疹・風疹混合 8,100円(税込)
2種混合 4,500円(税込)
水痘 8,000円(税込)
帯状疱疹ワクチン
(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)※
8000円(税込、1回接種)
シングリックス(不活化ワクチン)※ 22000円(税込)×2回 合計44000円(税込)
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎・ムンプス) 6,600円(税込)
肺炎球菌(成人) 8,200円(税込)(公費の方は自己負担5000円)
A型肝炎ワクチン(16歳以上) 8,400円(税込)
B型肝炎ワクチン(16歳以上) 5,500円(税込)

抗体検査

麻疹 4,900円(税込)
風疹 4,900円(税込)
水痘 6,300円(税込)
おたふく 6,300円(税込)
  • ※2019年3月より麻疹ワクチン・風疹ワクチンの販売が終了となりました。
    どちらかの抗体がある場合も、今後は麻疹風疹混合ワクチン接種となりますのでご了承下さい。
  • ※小児の予防接種は3歳以上から行っております。
  • ※インフルエンザ予防接種につきましては接種時期になりましたらお知らせいたします。
  • ※帯状疱疹ワクチンの説明は、下記説明書をご覧ください。
帯状疱疹ワクチンの詳細については、こちらの説明書をご覧ください
(クリックで開きます)



公費の風しん抗体検査及び風しん第5期定期接種は、ご予約制となります。
詳しくはお電話にてお問合せください。
  • ※風疹・麻疹・水痘・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎・ムンプス)の予防接種については、過去の予防接種の状況等により、対応が変わる場合がございます。詳しくは下記の「麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎・ムンプス)ワクチン接種のフローチャート」をご参照ください。
    ご不明な点がございましたら、当院までお電話等でお問い合わせください。

消化器内科

胃がん

 胃がんは日本人に多いがんであり、ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)の胃への慢性感染が発症に関与しています。胃癌による死亡は、ピロリ菌の感染率の低下や治療の進歩、早期発見により減ってきているものの、男性のがんによる死因の2位、女性の3位であり、重要な疾患であることには変わりはありません。胃がんは、ピロリ菌に感染し、慢性胃炎が進行した方でリスクが高くなります。そのような方は定期的に上部消化管内視鏡(胃カメラ)を行い、早期発見に努めるようにしましょう。内視鏡治療の進歩により、早期に発見すれば内視鏡的手術で治療できる例が増えてきています。
参考資料:平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況
     胃がんリスク検診(ABC検診)マニュアル 改訂第2版

関係する資格久保田大輔 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本消化器病学会 専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本消化器内視鏡学会 日本消化器病学会
当院で施行可能な検査・治療など上部消化管内視鏡検査(鎮静も可能)、生検
当院で施行できない検査・治療など当院では内視鏡的手術を含む胃がんの治療は行えませんので、治療のできる病院に紹介いたします。
食道がん

 食道がんは、男女比が6:1と男性に多く、60代、70代に好発します。組織的には、扁平上皮癌と、主としてバレット上皮に併発する腺癌がありますが、日本人では9割以上が扁平上皮癌です。扁平上皮癌の危険因子には年齢の他に、アルコールと喫煙があります。両方を併用していると、さらにリスクが高くなります。
 食道がんの治療には、内視鏡的治療、手術、化学療法、放射線療法、化学放射線療法などがあります。非常に早期の場合は内視鏡で切除できることがありますが、食道がんによる症状がでてくるのはある程度進行した場合であることが多く、無症状のうちの発見が重要になります。危険因子を有する方は、内視鏡検査をお勧めします。内視鏡観察をNBIという画像強調観察で行うことにより、食道がん(や咽頭がん)の発見率を高めることができます。
参考資料: 食道癌 診断・治療ガイドライン 2012年4月(日本食道学会)

関係する資格久保田大輔 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本消化器病学会 専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会
当院で施行可能な検査・治療など上部消化管内視鏡検査(NBI観察、鎮静も可能)、生検
当院で施行できない検査・治療など拡大内視鏡観察、超音波内視鏡。当院では食道がんの治療は行っていませんので、発見した場合は治療のできる医療施設に紹介いたします。
逆流性食道炎

 逆流性食道炎は、医学用語では、胃食道逆流症(GERD)といい、胃酸を主とする胃の内容物が食道に逆流することによる疾患です。胸やけが主症状ですが、胸痛、咳、食道のつかえ感などがでる場合もあります。上部消化管内視鏡では、胃との境に近い食道を中心としたびらんや発赤を認めます。内視鏡検査は、食道がんなど、他の疾患の除外のためにも重要です。
 逆流性食道炎の症状は、内服治療が有効です。つらい症状がでる場合があり、内服で症状をとるようにします。多くは数週間の内服で症状が軽快し、その後も症状がでないことが多いですが、内服を中止すると症状が再発する場合は、長期に内服を継続することもあります。
参考資料:胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン(日本消化器病学会など)

関係する資格久保田大輔 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本消化器病学会 専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会
当院で施行可能な検査・治療など上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、内服治療
当院で施行できない検査・治療など24時間pH測定
ヘリコバクターピロリ感染症

 ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)は、胃に慢性に感染する細菌です。日本人の約半数が感染しているとわれていますが、感染者は中高年者で高く、若年者で低い傾向にあります。ピロリ菌は持続感染より慢性胃炎を引き起こし、胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となります。胃潰瘍、十二指腸潰瘍のある方は、再発予防のために除菌治療を行います。ピロリ菌による慢性胃炎がある方は、胃がんのリスクを低減するために除菌治療を行います。現在、ピロリ菌除菌の保険適応となっているのは、①胃潰瘍、十二指腸潰瘍 ②慢性胃炎、 ③胃MALTリンパ腫、④特発性血小板減少性紫斑病、⑤早期胃がんに対する内視鏡治療後 です。
 慢性胃炎で除菌を行う場合は、保険算定のため、上部消化管内視鏡(胃カメラ)で、事前に慢性胃炎があることを確認する必要があります。除菌は1週間の内服治療にて行います。内服終了後、4週間以上経過してから、便や呼気などで、除菌が成功したかどうかを判定します。除菌の成功率は9割程度ですが、できなかった場合、別の薬で再除菌することができます。
参考資料:日本ヘリコバクター学会誌 Supplement 2013年4月18日 など

関係する資格久保田大輔 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本消化器病学会 専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会
当院で施行可能な検査・治療など上部消化管内視鏡検査、尿、便、呼気、培養検査などによるピロリ菌の感染診断及び除菌判定
当院で施行できない検査・治療などなし
大腸がん・大腸ポリープ

 大腸がんは男性のがんによる死因の第3位、女性の1位であり、また死亡率は年々上昇しています。大腸がんの罹患率は年齢とともに上昇し、特に40-50台から急に上昇していきます。その他のリスクとしては、大腸がんの家族歴、大腸ポリープの既往、大腸がんの既往などがあります。また、糖尿病の方、肥満の方、アルコールを多くのむ方でも、大腸がんのリスクは上昇します。
 大腸がんは早期に発見するほど直りやすく、きちんと検査をすることが重要です。症状としては、血便などがありますが、多くは無症状で、早期発見のためには症状がなくても検査をうけることが必要です。検査には、下部消化管内視鏡(大腸カメラ)、大腸CT、注腸造影、便潜血検査などがありますが、確定診断は下部消化管内視鏡と生検(病理検査)により行います。がんでない大腸ポリープを内視鏡的に切除することにより、その後の大腸癌の発生が抑制されることがわかっています。
参考資料: 独立行政法人 国立がん研究センターがん対策情報センター がん情報サービス HP
      (Up to date : Colorectal Cancer: Epidemiology, risk factors, and protective factors)
      大腸癌検診マニュアル 日本消化器がん検診学会 医学書院 2013/4    など

関係する資格久保田大輔 日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会
当院で施行可能な検査・治療など下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)、内視鏡的大腸ポリープ切除術、腹部超音波検査、腹部単純
当院で施行できない検査・治療などPET検査など。大きいポリープなど切除リスクが高いポリープは総合病院に紹介いたします。
大腸CT(2018年12月より受け入れを中止しました)
造影CT(2020年2月受け入れ中止)撮影は昭和伊南総合病院、伊那中央病院に検査を依頼し、結果は当院でお話しいたします。
C型慢性肝炎

 C型慢性肝炎は、C型肝炎ウイルスの持続感染によって引き起こされます。輸血などによって感染し、慢性化した場合、肝硬変や肝細胞癌へと進展します。薬剤によりC型肝炎ウイルスを排除することは、肝硬変への進展や肝がんの発生を抑制する効果があります。
 従来インターフェロンを用いた治療を行ってきましたが、最近ではインターフェロンを用いない内服薬のみによる治療が開発され、治療に伴う苦痛が軽減され、治療成績も向上してきています。
 C型肝炎ウイルスのキャリア、特に肝硬変となった方は肝細胞がん発症のリスクが高く、早期に発見して治療するために定期的な検査が必要です。
 当院では、インターフェロンを使わない治療、インターフェロンを含む治療により、C型肝炎ウイルスの排除を目的とした治療を行っています。
参考資料:C型肝炎治療ガイドライン 第3.4版 2015/5 日本肝臓学会

関係する資格久保田大輔 日本肝臓学会肝臓専門医、日本消化器病学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本肝臓学会、日本消化器病学会など
当院で施行可能な検査・治療などウイルス排除を目的とした治療(インターフェロンを用いない内服治療、インターフェロンを含む治療)、腹部超音波検査、「ウイルス肝炎医療費給付事業」による医療費補助申請のための診断書作成。
当院で施行できない検査・治療など肝生検、肝血管造影など入院を要する検査
造影CT(撮影は昭和伊南総合病院、伊那中央病院に検査を依頼し、結果は当院でお話しいたします。)
B型慢性肝炎

 B型慢性肝炎はB型肝炎の持続感染により引きおこされる慢性肝炎です。日本では約1%のひとが感染しています。出産時に母から子供に感染する場合が多いですが、その後性交渉により感染する場合もあります。多くの方は'HBe抗原のセロコンバージョン'をきたして非活動性キャリアになり、病状が安定しますが、1割の方ではウイルス活動性が持続して慢性肝炎の状態が続き、年率約2%で肝硬変に進行し、肝細胞がんや肝不全に進展します。
 B型肝炎の治療薬として、新たな治療薬(抗ウイルス薬)が開発されており、治療成績も向上してきています。肝臓やウイルスの状態、年齢など多くのことを考慮し、治療の必要性の判断や、治療薬の選択が必要になります。また、B型肝炎ウイルスの持続感染(キャリア)は、肝細胞がん発症のリスクが高く、採血検査や超音波検査、CTなどの画像検査により、定期的にがんの有無をチェックする必要があります。
参考資料:B型肝炎治療ガイドライン(第2.1版)2015/5 日本肝臓学会
     肝癌診療ガイドライン 2013年 日本肝臓学会

関係する資格久保田大輔 日本肝臓学会肝臓専門医、日本消化器病学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本肝臓学会、日本消化器病学会など
当院で施行可能な検査・治療など内服薬、インターフェロンを用いたB型肝炎の治療、腹部超音波検査、「ウイルス肝炎医療費給付事業」による医療費補助申請のための診断書作成。
当院で施行できない検査・治療など肝生検、肝血管造影など入院を要する検査
造影CT(撮影は昭和伊南総合病院、伊那中央病院に検査を依頼し、結果は当院でお話しいたします。)
膵がん

 膵がんの罹患率は、男性で、胃がん、前立腺がん、肺がん、大腸がん、肝がんに次いで6番目、女性で乳房、大腸、胃、肺、子宮に次いで6番目に多いがんです。死亡数では、男性で肺、胃、大腸、肝臓に次いで5位、女性では大腸、肺、胃に次いで4番目となります。罹患率に対し、死亡数が高くなっているのは、早期発見や治療が難しいことが関係していると思われます。
 膵がんの危険因子としては、膵がんの家族歴、糖尿病、慢性膵炎、遺伝性膵炎、喫煙、大量飲酒、肥満などが挙げられますが、肝細胞がんに対するC型肝炎、B型肝炎ほどの大きな危険因子ではないため、特定の方を重点的に検査する方法を困難にしています。また、2㎝以下の膵がんでも早期治療として十分でない可能性が示唆されるなど、比較的小さくても治りにくいがんであります。
 診断には、まず超音波検査を行うことも多いですが、腫瘍の検出率は高くありません。膵がんの検出には、造影CT(ダイナミックCT)が推奨されますが、前述のように、検査前に現在膵がんのリスクが高いと判定するのは難しいため、患者様との相談の上、検査をするか決定することになります。膵酵素(アミラーゼ、リパーゼなど)の上昇、糖尿病の急激な悪化や新規発症、腹部超音波検査での異常などが、膵がんのチェックのために造影CTをお勧めする理由となりえます。
参考資料:がん情報サービス(国立がん研究センターがん対策情報センターHPより)
     http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html
     膵癌診療ガイドライン2013年版 (日本膵臓学会)
     画像診断ガイドライン2013年版 (日本医学放射線学会) など

関係する資格久保田大輔 日本消化器病学会専門医など
関係する所属学会久保田大輔 日本消化器病学会、日本放射線医学会など
当院で施行可能な検査・治療など腹部超音波検査、腫瘍マーカー検査など
当院で施行できない検査・治療などPET検査、MRI検査、超音波内視鏡検査(超音波内視鏡下穿刺吸引術)(必要な場合は、検査、治療ができる病院に紹介いたします)
造影CT(撮影は昭和伊南総合病院、伊那中央病院に検査を依頼し、結果は当院でお話しいたします。)
潰瘍性大腸炎

 潰瘍性大腸炎は、大腸にびまん性の炎症を生じ、慢性の下痢、血便などをきたす病気です。原因は不明ですが、免疫の異常が関与していると考えられています。通常、炎症は肛門を入ってすぐの'直腸'から始まり、奥(口側)に広がっていきます。下痢や血便が持続し、悪化すると腹痛や発熱などを伴います。通常の感染性腸炎は1週間以内には軽快傾向になることが多いですが、1-2週間以上下痢に改善傾向がない場合、特に粘液便や血便がある場合は潰瘍性大腸炎の可能性があります。診断は主として下部消化管内視鏡(大腸カメラ)を用いて行います。内服薬、注腸薬、注射薬などで治療しますが、重症化すると入院や手術が必要になる場合があります。一旦軽快しても再悪化することが多く、再悪化を防ぐための治療も重要になります。大腸で炎症のある範囲が大きく、また発症から長期経過している場合は大腸がんのリスクが増加するため、定期的な下部消化管内視鏡によるチェックが必要になります。潰瘍性大腸炎は厚生労働省の指定難病となっており、重症度基準を満たす場合には、申請により医療費の補助が受けられます。
参考資料:難病情報センター ホームページ など

関係する資格久保田大輔 日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医など
関係する所属学会久保田大輔 日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会など
当院で施行可能な検査・治療など下部消化管内視鏡検査など、薬物療法(免疫抑制剤、抗TNF-α抗体製剤含む)、指定難病届出のための診断書の作成と補助を用いての診療
当院で施行できない検査・治療など入院治療、外科治療(手術)
クローン病

 クローン病は、大腸や小腸などの消化管に炎症を生じ、潰瘍や線維化を生じることから、下痢、腹痛、発熱、体重減少など様々な症状をきたす疾患です。潰瘍性大腸炎が基本大腸のみに炎症をきたすのに対し、クローン病では、口腔~肛門まで消化管のどの部位にも炎症をきたしうるという違いがあります。好発年齢は10代後半から20歳代と若く、症状は腹痛、下痢、体重減少、発熱、肛門病変などが多いですが、虫垂炎に類似した症状や、腸閉塞、腸穿孔、大出血で発症する場合もあります。腹部症状がとぼしく、発熱や体重減少のみの場合、小児の場合、成長障害が唯一の症状の場合もあります。診断については大腸病変は下部消化管内視鏡(大腸カメラ)や注腸造影などで、小腸病変は、下部消化管内視鏡、小腸造影、小腸内視鏡、カプセル内視鏡、CTエンテログラフィーなどで診断します。
 もともと治療に抵抗性で手術を繰り返し症状が軽快しないことも多かったのですが、今世紀になり抗TNF-α抗体製剤(レミケード、ヒュミラ)が使えるようになり、炎症の強い患者様への治療成績が格段に向上しています。クローン病は厚生労働省の指定難病となっており、重症度基準を満たす場合には、申請により医療費の補助が受けられます。
参考資料:難病情報センター ホームページ など

関係する資格久保田大輔 日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医など
関係する所属学会久保田大輔 日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会など
当院で施行可能な検査・治療など下部消化管内視鏡検査、上部消化管内視鏡検査、CTエンテログラフィー、薬物療法(免疫抑制剤、抗TNF-α抗体製剤含む)、指定難病届出のための診断書の作成と補助を用いての診療
当院で施行できない検査・治療など入院治療、外科治療(手術)、カプセル内視鏡、小腸内視鏡、小腸造影(必要時は検査・治療が可能な医療機関に紹介いたします)

内科疾患など

高血圧

 高血圧は、心血管病(脳卒中および心疾患)の最大の危険因子といわれています。診察室血圧で140/90mmHg以上、家庭血圧135/85mmHg以上で高血圧と診断されます。日本の高血圧患者数は、約4300万人と推定されていますが、有病率は年齢が高いほど高く、50歳以上の男性と60歳以上の女性では60%以上の方が高血圧であることがわかっています。高血圧のある方のうち、治療を受けている方の割合は次第に上昇していますが、まだ未治療の高血圧患者が4-5割もいることが問題となっています。
 血圧が高くなると、脳梗塞、脳出血、冠動脈(心臓の動脈)疾患による死亡リスクが上昇します。至適血圧である120/80mmHg未満から血圧が上昇するに従いリスクも上昇し、180/110mmHg以上の場合のリスクは、至適血圧に比べ、中壮年者(40-64歳)で約10倍、前期高齢者(65-74歳)で3倍弱、後期高齢者(75-89歳)で1.5倍程度に上昇します。
 生活習慣の改善や、薬物による高血圧の治療は脳卒中などの心血管病の発症を減少させます。高血圧の有無をチェックし、血圧の高い方は、きちんと治療を受けるようにしましょう。
参考資料:高血圧治療ガイドライン2014(日本高血圧学会)

関係する資格久保田大輔 日本内科学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本高血圧学会
当院で施行可能な検査・治療など検尿による1日塩分量測定、管理栄養士による栄養指導、二次性高血圧の診断のためのホルモン検査、腹部超音波検査、CT検査など
当院で施行できない検査・治療など自由行動下血圧測定
脂質異常症

 脂質異常症は、高血圧、糖尿病、喫煙などとともに、動脈硬化の重要な危険因子であり、特に冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)のリスクを増加させます。総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪は値が高いほど、HDLコレステロールは低いほどリスクが増加します。
 脂質異常症は遺伝的に起こる場合(原発性高脂血症)と、別の疾患に伴う脂質異常があります。甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、糖尿病などではコレステロールが上昇し、飲酒、肥満、糖尿病などで中性脂肪が上昇します。
 原発性脂質異常症としては、家族性高コレステロール血症が特に重要で、若年からコレステロールが著明に上昇し、心筋梗塞や狭心症などのリスクが非常に高まるため、厳重な管理が必要になります。家族性高コレステロール血症は、500人に1人と高頻度ですが、見逃されている場合もあり、きちんとした診断が重要です。
 また、家族性複合型高脂血症は100人に1人と高頻度な疾患です。家族性高コレステロール血症ほどではないですが、動脈硬化性疾患のリスクが高まります。
 診断には、診断基準に従った脂質検査(血液検査)が必要になります。
脂質異常症の治療には、食事療法、運動療法などの生活習慣改善が重要ですが、データが改善しない場合やリスクが高い場合は、薬物療法が必要になります。
参考資料:動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症治療ガイド2013年度版、動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2012年度版(日本動脈硬化学会)

関係する資格久保田大輔 日本内科学会専門医 日本動脈硬化学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本内科学会、日本動脈硬化学会
当院で施行可能な検査・治療など原発性・続発性脂質異常症の診断と治療、血液検査、アキレス腱レントゲン撮影、管理栄養士による栄養指導、頸動脈超音波検査など
当院で施行できない検査・治療など特にリスクが高く、冠動脈CTや脳MRI,MRAが必要な場合は、昭和伊南総合病院、伊那中央病院等に依頼いたします。
糖尿病

 糖尿病は、インスリンの作用不足による慢性の高血糖を呈する病気です(インスリンは血糖を低下させるホルモンです)。健常人では、血糖値は食事等によって変動があるものの、一定以上にならないように調節されています。糖尿病になるとその調節機能が破綻して、高血糖になります。高血糖になっても軽度であればほとんど症状を示さないため、検査をしなければ気づきません。しかし、血糖値が高い状態が継続すると、網膜、腎臓、神経など多くの臓器に障害をきたします。臓器障害が進行すれば、網膜の障害から視力障害、失明、腎臓の障害から腎不全、神経の障害から下肢壊疽(血液の流れが悪くなり足の先の組織が死んでしまうこと)などが起こります。また、糖尿病は動脈硬化症を促進し、心筋梗塞、脳卒中、下肢の末梢動脈疾患の原因となり、生命をも脅かします。
 糖尿病の診断は血液検査で血糖値や、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)を測定することで行います。
 糖尿病の治療には、食事療法、運動療法、薬物療法があります。薬物療法には、内服薬やインスリンなどの注射薬があります。糖尿病に対する正しい知識をもち、生活習慣を改善し、治療を行っていく必要があります。
参考資料:科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013、改訂第6版 糖尿病専門医研修ガイドブック(日本糖尿病学会)

関係する資格久保田大輔 日本内科学会専門医、日本糖尿病協会登録医
関係する所属学会久保田大輔 日本糖尿病学会、日本糖尿病協会
当院で施行可能な検査・治療など血液検査、検尿、管理栄養士による栄養指導など
当院で施行できない検査・治療などインスリン導入には制限あり
痛風、高尿酸血症

 高尿酸血症では組織に尿酸塩が沈着し、痛風関節炎や腎障害、尿路結石の原因となります。痛風発症の危険因子としては、アルコール摂取、肉類の摂取、魚類摂取、肥満、果糖豊富な果物(リンゴやオレンジ)摂取などが挙げられます。治療には食事療法、運動療法、アルコール摂取の制限など生活習慣改善が重要ですが、必要に応じて薬物療法も行います。
参考資料:高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第2版(日本痛風・核酸代謝学会)

関係する資格久保田大輔 日本内科学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本内科学会
当院で施行可能な検査・治療など血液検査、検尿、管理栄養士による栄養指導など
当院で施行できない検査・治療など関節液の採取など

呼吸器疾患

慢性閉塞性肺疾患(COPD, 肺気腫、慢性気管支炎)

 COPDとは、タバコなどの有害物質を長期にわたり吸入することにより起こる肺の炎症性疾患で、特に息を吐いたときの気道の狭窄をきたします。COPDの症状としては多いのは、慢性の咳、痰と労作時の呼吸困難です。喫煙歴があり、これらの症状がある場合、COPDを疑い検査を行う方がよいでしょう。診断は、呼吸機能検査などで行います。
 治療では、禁煙が重要ですが、禁煙しても症状は進行します。薬物治療としては、気管支拡張薬の吸入、内服治療などを行います。重症例では在宅酸素療法を行う場合もあります。
参考資料:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第4版(日本呼吸器学会)

関係する資格久保田大輔 日本内科学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本内科学会、日本呼吸器学会
当院で施行可能な検査・治療など胸部レントゲン検査、肺CT検査、呼吸機能検査、在宅酸素療法(身体障害者診断書の作成)、薬物療法、禁煙治療 血液ガス検査
当院で施行できない検査・治療など呼吸リハビリテーション
肺がん

 肺がんは、がんによる死因として、男性で1位、女性で2位の重要な疾患です。肺がんの発生率は50歳以上で急激に上昇します。喫煙者では、男性で4.4倍、女性で2.8倍肺がんになるリスクが高くなります。その他の肺がんの危険因子として、COPD、アスベストなどの職業的曝露、大気汚染、肺がんの家族歴や既往歴、肺結核などがあります。症状としては、咳、痰、血痰などですが、症状によって発見された場合は、進行肺癌の頻度が高く、治療成績が悪いといわれています。診断には、胸部レントゲン、CT, 喀痰の細胞診などを行います。
 胸部CTは、もっとも有用な肺がんの検出法です。当院では、CTを撮影することによる肺がんの早期発見に努めております。
参考資料:EBMの手法による肺癌診療ガイドライン 2014年度版 (日本肺癌学会)

関係する資格久保田大輔 日本内科学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本肺癌学会、日本呼吸器学会
当院で施行可能な検査・治療など肺CT検査(低線量CTを含む)、胸部レントゲン検査、喀痰細胞診など
当院で施行できない検査・治療など当院では肺癌の治療は行えませんので、治療のできる病院に紹介いたします。

 咳は様々な原因で起こります。風邪など急性の上気道感染症が多いのですが、長く続く咳は、肺がん、慢性気管支炎(肺気腫、COPD)、気管支喘息、逆流性食道炎、副鼻腔気管支症候群など様々な疾患によります。臨床症状の他に、レントゲン、CT、呼吸機能検査などで診断します。

関係する資格久保田大輔 日本内科学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本肺癌学会、日本呼吸器学会
当院で施行可能な検査・治療など肺CT検査(低線量CTを含む)、胸部レントゲン検査、喀痰細胞診、呼吸機能検査など
当院で施行できない検査・治療など気管支鏡検査など
気管支喘息

 気管支喘息の診断と治療を行っております。

関係する資格久保田大輔 日本内科学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本内科学会、日本呼吸器学会
当院で施行可能な検査・治療など呼吸機能検査、血液によるアレルギー検査(RASTなど)、血液ガス、ネブライザーによる気管支拡張剤の吸入、点滴治療など
当院で施行できない検査・治療など入院を要するような重症喘息の治療
アレルギー性鼻炎・結膜炎

 アレルギー性鼻炎、結膜炎(花粉症)の診断と治療を行っております。

関係する資格なし
関係する所属学会なし
当院で施行可能な検査・治療など血液によるアレルギー検査(RAST)など
当院で施行できない検査・治療など舌下免疫療法(2015年6月現在)
睡眠時無呼吸症候群

 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸・低呼吸が認められ、睡眠中に目が覚める、日中に眠くなるなどの症状が出現する疾患です。単に昼間眠くなるだけでなく高血圧や冠動脈(心臓の動脈)疾患、脳卒中など様々な疾患の原因となります。
 診断には、自宅で行える簡易モニターによる診断、また場合により入院しての終夜睡眠ポリグラフ検査が必要になります。肥満などにより上気道が閉塞することにより起こる、「閉塞型睡眠時無呼吸症候群」が多く、治療としては、睡眠時に装着したマスクにより空気を送り込む「持続陽圧呼吸(CPAP)」を行います。
 当院では、ご自宅で行える、簡易モニターによる睡眠障害検査が施行できます。CPAP導入には基準があり、簡易モニターで基準に達しないも疑わしい場合は、入院検査のできる医療機関にご紹介いたします。CPAPの導入、治療は当院でも可能です。

関係する資格なし
関係する所属学会久保田大輔 日本呼吸器学会
当院で施行可能な検査・治療など簡易モニターによる睡眠障害検査、持続陽圧呼吸(CPAP)
当院で施行できない検査・治療など終夜睡眠ポリグラフ検査
循環器疾患

 心電図、血液検査などによる循環器疾患の診断、また治療が可能です。心臓超音波検査が必要な場合は、検査可能な医療機関に紹介しております。心筋梗塞の早期診断に必要な迅速血液検査(CK, CK-MB, H-FABP)を、院内で検査できます。

関係する資格久保田大輔 日本内科学会専門医
関係する所属学会久保田大輔 日本内科学会、日本循環器学会
当院で施行可能な検査・治療など12誘導心電図検査、心筋梗塞の診断のための院内血液検査(CK, CK-MB, H-FABPなど)
当院で施行できない検査・治療など心臓超音波検査、負荷心電図検査、ホルター心電図検査(24時間心電図)、冠動脈CTなど
骨粗鬆症

 骨粗鬆症は、骨量の低下、骨組織の微細構造の異常により、骨の脆弱性が増大し、骨折のリスクが増大した状態です。骨折歴や骨密度により治療の必要性を判断し、骨折のリスクが高ければ予防のために治療を行います。当院では、2015年6月現在、骨密度の測定は行えません(DXA, 超音波含む)。骨密度測定をしなくても骨折歴で治療の必要性が判断できる場合、すでに開始しているお薬の継続は可能です。
参考資料:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2011年版(日本骨粗鬆学会等)

関係する資格なし
関係する所属学会なし
当院で施行可能な検査・治療など腰椎等のレントゲン検査、血液検査(骨代謝マーカーなど)
当院で施行できない検査・治療などDXA(放射線を用いた骨密度検査)、超音波を用いた骨量測定(QUS)
救急疾患

 院内血液検査、検尿、腹部超音波検査、心電図、CT(造影CT含む)、内視鏡検査などが実施でき、ある程度の救急疾患に対応できます。診断や重症度の判定を行い、総合病院への紹介が必要か判断します。

救急疾患の例

PTP誤嚥

PTPとはプラスチック製の薬の包装です。薬と間違えてこの包装を飲んでしまうと、端の尖ったところが、喉に引っかかります。そのまま放置すると、食道に穴が開いてしまうので、内視鏡で取り除く必要があります。当院では内視鏡によるPTPの除去が可能です。

尿路結石症

 腎臓できた結石が、尿管におち、尿道を閉塞することによりおきます。片側の腰背部にかけての痛みが生じることが多く、激痛となることも多いです。診断には、検尿での血尿の判定、画像検査として腹部超音波検査、レントゲン検査、CT検査などを行います。CTは、尿路結石を一番正確に診断することができます。当院では、CTによる尿路結石の診断が可能です。

脱水症

 下痢や嘔吐、発熱などで水分が失われ、飲水ができない場合は脱水となり、点滴治療が必要となります。当院では、点滴室、処置室で点滴治療が可能です。

熱中症

 熱中症では、めまい、大量発汗、一過性の失神、筋肉痛、こむらがえり、頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、血圧低下、意識障害などの症状が起こりえます。重症例では、生命のリスクにさらされます。当院では、熱中症にならないように啓蒙し、熱中症になった方の治療、重症度判定を行っています。ただし、頭痛、嘔吐、意識障害、痙攣があるような場合は、入院治療が必要なことが多いので、入院できる総合病院を受診した方がいいでしょう。

急性腹痛

 急性の腹痛には様々な原因があり、急性腸炎や尿路結石など、大抵は外来で治療できるものから、急性胆嚢炎、急性膵炎、消化管穿孔など、入院、手術が必要な疾患もあります。当院では、血液検査、検尿、超音波検査、CT検査(造影含む)により診断を行い、必要に応じて治療のできる総合病院に紹介いたします。

注:脳梗塞が疑われる症状が出現した場合について

急に生じた片側の麻痺、脱力、意識障害など脳梗塞を疑われる症状があるときは、一刻も早く治療を行う必要がある場合があるので、治療のできる病院(上伊那地方であれば伊那中央病院)に直接受診することをお勧めします。

往診について

 申し訳ありませんが、2016年4月現在、往診に対応できておりません。

院内設備

単純レントゲン検査

胸部レントゲン検査、腹部レントゲン検査、アキレス腱レントゲン検査など

超音波検査

腹部超音波検査腹部超音波検査
頸部超音波検査(頸動脈・甲状腺など)など

院内採血検査

血算、生化学、凝固、ヘモグロビンA1c、血液ガスなど 院外検査と併用して行います。

院外検査

血算、生化学、凝固、培養検査、病理検査、その他特殊検査など。外部機関に委託して実施します。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

オリンパス社製 (2013年発売)
NBI観察、生検、色素散布による観察が可能
希望者には鎮静下で内視鏡を行っています。(点滴薬により眠った状態で内視鏡をうけていただきます。)

正常な胃
正常な胃
内視鏡室
内視鏡室

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

大腸カメラ写真オリンパス社製(2013年発売)
NBI拡大観察、生検、大腸ポリープ切除も可能です。(リスクの高いものは総合病院に紹介します)注入するガスを二酸化炭素にすることで、苦痛を減らしています。
希望者には鎮静下で内視鏡を行っています。(点滴薬により眠った状態で内視鏡をうけていただきます。)

CT検査

腹部CT X線を用いて体の断層画像を作成し、診断をする検査です。
造影が必要な場合は、昭和伊南総合病院、伊那中央病院に検査を依頼し、結果は当院でお話しいたします。当院では、撮影した画像を、日本医学放射線学会の専門医に、遠隔画像診断を用いて読影してもらっています。

その他の検査

・呼吸機能検査:肺活量や一秒量などを測定します。
・簡易聴力検査
・呼気一酸化炭素濃度測定器:禁煙外来で用います
・無散瞳眼底カメラ
・非接触眼圧計

当院で施行できない検査・治療(2020年2月現在)
消化器系・胃透視、注腸造影
・小腸造影
・小腸・大腸のカプセル内視鏡検査
・胃がん・食道がんの内視鏡治療
・肝生検 など
循環器系・心臓超音波検査
・ホルター心電図(24時間心電図測定)
・運動負荷心電図
・24時間血圧測定検査
・冠動脈CT など
呼吸器系・気管支鏡検査 など
その他・花粉症に対する舌下免疫療法
・骨密度検査(DXA、超音波を用いたもの)
・経膣超音波
・MRI撮影(昭和伊南総合病院などに依頼しています)
・PET撮影
・マンモグラフィー
・子宮頸がんの擦過細胞診 など
・禁煙外来(2020年2月より受け入れ中止)
 ご希望の方は、治療のできる近隣医療機関にご相談ください。
 「ながの医療情報ネット」 で、
 「色々な条件で探す」 →「専門外来」→「禁煙専門外来」で検索できます。
・造影CT(2020年2月より受け入れ中止)
 必要な方は撮影を昭和伊南総合病院または伊那中央病院に依頼し、結果を当院で説明いたします。

検査・治療料金の目安

当院で検査・治療を受けられる際の費用の目安です。
検査・治療のみの料金(保険点数×10円)であり、初診料または再診料および、診療に伴う諸費用等は含んでおりません。
検査に使用する医薬品や材料の種類や量などで費用に若干変わる場合がございます。
実際の費用負担は医療保険の負担割合によって異なります。ご自分の医療保険の負担割合をご確認ください。

診療実績

診察内容 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
上部消化管内視鏡 826件 1022件 1232件 1298件 1482件 1608件 1711件
  内視鏡的食道及び
胃内異物摘出術
  2件 2件 1件 3件 1件 1件
下部消化管内視鏡 444件 511件 613件 716件 690件 808件 846件
CT撮影
479件 659件 668件 737件 810件 672件 609件
  単純検査 409件 538件 545件 606件 707件 672件 609件
  造影検査 70件 109件 111件 130件 101件    
  大腸CT   9件 6件 1件      
  CTエンテログラフィー   3件 6件 0件 2件    
超音波検査 576件 861件 1093件 1049件 1091件 1169件 1204件
  腹部   733件 926件 856件 922件 999件 1064件
  その他   128件 167件 193件 169件 170件 140件
人間ドック 242件 376件 486件 401件 538件 632件 711件
禁煙外来 17件 35件 10件 9件 20件    
栄養指導(実施患者数) 190名 176名 187名 106名      
  延べ栄養指導回数 404件 349件 382件 238件      

当院の内視鏡検査で発見した悪性腫瘍

  
  2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
咽頭癌 早期 1件 0件 0件 0件 0件 0件
進行 0件 0件 0件 0件 0件 0件
食道癌 早期 1件 0件 1件 0件 0件 0件
進行 0件 0件 0件 0件 1件 0件
胃癌 早期 4件 3件 3件 3件 6件 4件
進行 0件 4件 1件 2件 4件 1件
大腸癌 早期 4件 12件 9件 7件 12件 8件
進行 10件 7件 6件 6件 10件 8件
十二指腸癌 早期 0件 0件 0件 0件 0件 0件
進行 0件 0件 0件 0件 0件 1件
直腸カルチノイド   2件 0件 0件 0件 1件 1件
MALTリンパ腫   0件 1件 0件 1件 0件 3件
大腸悪性リンパ腫   0件 0件 1件 0件 0件 0件
膵臓癌胃浸潤   0件 0件 0件 1件 0件 0件
合計   22件 27件 21件 20件 34件 26件
初めて受診される方へ
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